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2008年11月

議員の産休制度

高松市男女共同参画市民フェスティバルのオープニング行事として
片山善博さん(前鳥取県知事)の講演会が開催されました。

マスコミ等で垣間見えるお人柄そのままの感じで、とてもわかりやすく
「そうそう・・・」と納得しながら、時に大口を開けて笑いながらで
あっという間の90分。もっともっと聞きたかったです・・・

行政・議会のノーマライゼーションについての件なんかは大納得!
行政改革は財務部と秘書課への女性登用から・・・、
というお話はごもっともですよね。
予算決定時の優先順位を決めるにも性差は必ずありますよね。
そして議会。
「老若男女」どの世代からもいずれの性別からも代表者が出てこその
最終決定機関ですよね。
地方分権がますます加速していく中で、片山さんの言うとおり、
その受け皿としての市議会がもっともっと質を高める必要があるのは
言うまでもないですね。

90分お話を聞きながら、今回、
「市議会議員という仕事には産休制度はそぐわない」
という事で産前も産後も産休という形はとらず、
自分の体と相談しながら休んでましたが、
これから私に続く女性の事を考えたら、
私が頑張って議会にも産休制度を取り入れてもらえるよう
もっと主張したほうが良かったのではないか、と思えてきました。
とにかく私が今抱えている罪悪感や遠慮のようなものを、
他の女性に感じてもらいたくないし、誰でも参画できる市議会にすること
それこそが私にできたこと、役割ではなかったかと反省します。

自分のことではなかったらもっと主張できていたかもしれないな・・・。

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こんにちは赤ちゃん事業

昨日、高松市の「こんにちは赤ちゃん」という乳児訪問事業で、助産師さんさんが我が家に来てくださいました!

この事業は、赤ちゃんを産んだばかりのお母さんと赤ちゃんの様子を見る事に加え育児の悩みや疑問を聞くために、家庭を助産師さんなどが戸別訪問するものです。昨年までは希望家庭のみだったのですが、この事業が、母親の孤立や児童虐待の未然防止に繋がるとして本年度から出産のあった家庭全てを訪問することを目標としています(年間約4000軒)

それで、私は日頃からの疑問を矢継早に質問し、いろんな安心をいただいたのですが、最後に助産師さんから「お母さん自体の悩みはないですか?」と質問を受け、フッと「仕事をしないといけないと思ってできるだけ出産後すぐから会議等に出ているんだけど、とにかく疲れています。」という言葉とぽたぽたと落ちた涙に自分でびっくりしました。そして私の言葉は「妊娠中も出産後も体力的にはどうにかなる状況だから家事も仕事もできるだけやらないといけない、って思って・・・、休むと罪悪感に苛まれて休むのもしんどいし・・・」と続きました。

助産師さんはゆっくり言葉を選んで「もっといろんな人にSOS出して下さい。仕事も育児も罪悪感を持ちながらしても良いことはないです。働くお母さんをサポートする、育児と仕事の両立をしやするくるルールを作る仕事をしながら自身がそうできていなかったら他のお母さんの力になれないんじゃないですか?率先して両立できるよう楽になってほしいです。」と言って下さいました。

家族も協力してくれているし、職場でもいろいろ融通をきかせてもらっているのを分かっているからこそどちらを向いても「ありがとうございます」「ごめんなさい」を言うことはあっても、家族にも誰にも愚痴を言えなかったのに、初めてお会いした助産師さんに胸の中の思いを言うことができ、随分肩の荷が下りた気がします。

『罪悪感』これは妊娠してから、幸せなことであるはずなのに、職場でいろんな形で勝手に感じて過ごしていました。出産してからも、同じです。そのことがいつの間にか自分を追い込んでいたんですね。

それにしても、私のように恵まれた環境にいてもそんなふうに「うつ」というか無気力というか、いろんなものが溜まってしまうのだから、仕事を持っているお母さんも、仕事は持っていないからこそ家事と育児は私の仕事だ!と頑張っているお母さんも、きっといろんな悩みを抱えて過ごしているんだろうな、と実感できました。もちろん、この助産師さん訪問事業がとても役にたつものだとも実感できました。

助産師さんの言葉通り、妊娠、子育て中の女性の役に立てる仕事をできる環境ができた事にも感謝しながら、子育てを楽しんでいいんだ!と。そして母親に罪悪感を持ちながらこれまで育てられてしまった我が子に謝っています。

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